2024年10月と2025年3月にレコーディングされたばかりの今作はドイツ・ロマン派の作曲家メンデルスゾーンの《無言歌》から実践的な手法を借用。ハーモニーと即興への苦闘を嘆きながらも、妻に捧げられたインスピレーションあふれる「Autumn Girl」、友人のジャンニ・バッソを偲ぶ「Canzonetta Per Gianni」などリスナーに訴えかけるような音楽に激しい感情の起伏や抜群のインプロが冴えわたったユーモラスな1枚に仕上げられています。
1. Autumn Girl (3:53)
2. Lied Ohne Worte Nr. 11 (7:28)
3. Sine Nomine (5:32)
4. Baby Point (3:54)
5. Line For Seven Things (6:51)
6. More No More (7:19)
7. Canzonetta Per Gianni (5:00)
8. Song For A Child (5:16)
9. Lied Ohne Worte Nr. 9 (4:12)
10. Eraci (piano solo) (2:11)
ジャズ・ライヴ・トリオ〔クラウス・ケーニヒ(p)、パトリック・ゾマー(b)、アンディ・ウェットシュタイン(ds)〕
Klaus Koenig - Piano, Patrick Sommer - Bass, Andi Wettstein - Drums