どことなく渋目のある目立たない存在のピアニストの印象だったが、この2000年録音の自主制作は実力派Robert Hurstのベースを迎え自由奔放にかつ押さえどころは決める好作品。さすがにHurstの存在感のベースは随所でBeasleyを奮い立たせている。Beasleyもそれに応えるがごとくアイデアの粋を聴かせる。ウーン！聴き応えあり！！

Freddie Hubbard, Miles Davis,John Patitucciらジャズジャイアンツとも共演歴のあるピアニストによるピアノトリオ盤。バップ調でストレートアヘッドな表現を基調としながらも、曲によってはエレピを用い、現代的でタイトなリズムでビシッと決めたアクセントも魅力を感じさせる2000年リリースの意欲作。繊細かつエネルギッシュなリズム陣のサポートを得て、コンテンポラリーなニュアンスも含みながら、快調に飛ばす乗れる1枚。！(infoより)

John Beasley(p) Robert Hurst(b) Vinnie Colaiuta(ds)

1.Song For Dub 2. Brother Blue 3. Personal Legend 4. If So, Then 5. Eile 6. Reverie 7. Seven Layers 8. Surfacing 9. Midnight Rule
(BEASELEY MUSIC /USA)