当時21歳。実力派シンガーのういういしさが溢れる貴重盤！

Contemporaryに吹き込んだ「アット・シェリーズ・マン・ホール」がボーカル・ファンの間で愛聴されているルース・プライス。デイブ・グルーシン夫人としても知られていますね。Contemporary盤が円熟した魅力を伝えるアルバムならば、21歳のときに吹き込まれた「My Name Is Ruth Price I Sing」は少女の初々しさを感じさせる彼女の歌が楽しめる1枚です。伴奏はルー・スタイン（p）、ミルト・ヒントン(b)等、ニューヨークを代表するスタジオ・ミュージシャン。アレンジャーにはマニー・アルバムの名前も見ることができます。ナット・キング・コールの歌でおなじみ(3)や、あまりジャズ・ボーカリストがとりあげない(11)などが特にオススメです。（Jazz Yellより)

Ruth Price(vo), Lou Stein(p,arr), Milt Hinton(b), Ellis Tollin(ds), Joe Newman(tp), Frank Wess(ts), Tony Mottola(g), Manny Albam(arr)
Recorded in New York City, 1955

1.My Shining Hour 2.Ev'ry Time 3.Calypso Blues 4.I Don't Want To Walk 5.Who Am I? 6.Gentleman Friend 7.I'm Old Fashioned 8.Give Me The Simple Life 9.Sleighride In July 10.Shadrack 11.Someday My Prince Will Come 12.Exactly Like You
(LPTIME)　(2010年6月3日発売)