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HELGE LIEN(p) TRIO / Revisited [CD]] (OZELLA MUSIC)

販売価格: 2,200円(税込)

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2019年の『10』以来となる、ヘルゲ・リエン・トリオ最新作がリリース決定!!

ヘルゲ・リエンとの出会いは2001年ノルウェー大使館だった。
「Tri O'Trang」(ピアノ、サックス、チューバのトリオ)というバンドで来日、大使館で演奏を披露した。
それはアヴァンギャルドな演奏で、多くの音楽関係者が困惑していた。その後初期の名盤とされる、「What Are You Doing The Rest Of Your Life」を仕入れた。伝統的なものとアヴァンギャルドさを併せ持つその手法が、当時の日本のファンに受け入れられた。

「So What」はアヴァンギャルドな要素を持つ斬新さが、そして「What Are You~」は、伝統を重んじるジャズへの真摯なメッセージがしんみりとと伝わった。
ヘルゲとの出会いの数か月後、プライベートでオスロを訪問した。ボディル・ニスカ(サックス奏者)が経営するBare Jazzで『Talking to a Tree』(2000年ピアノソロ)を購入した。帰国後入手を試みたが、結局日本には入ってこなかった。

ディスクユニオン社内では、ヘルゲ・リエンをもっと知らしめたいという強い思いがあって、『Spiral Circle』、『Asymmetrics』の2枚をDIWからリリースしたのだった。
特に「テイク・ファイヴ」が収録されている『Spiral Circle』はオーディオ的にも高い評価を受けた。その後、『To The Little Radio』(2006年)発売後は、ドイツのOzellaから諸作品を発表している。

ヘルゲの曲名に、「なつかしい」、「ぐずぐず」、「ちょきちょき」などの日本語のタイトルが多いの理由をご存じない方。ヘルゲの奥さんイーナはかつて在東京ノルウェー大使館に勤務していて日本語にも精通している、そのイーナの助言によるところが大きい。そしてヘルゲが日本が好きな気持ちも現れている。

ヘルゲ・リエン・トリオは、フローデ・バルグ(b), クヌート・オーレフィアール(ds)との黄金トリオでその独特なサウンド作り上げてきた。ヘルゲはこのパンデミック下において、考えを新たにし、そして一度抜けたクヌートが戻ってきた。彼のドラムは間違いなくヘルゲ作品の一翼を担っている。ヘルゲのオリジナルトリオの音がこれで再現された。
ベースは、ベテランのヨハン・エイクが参加。カーリン・クローグ、ジョン・サーマン、ヴィグレイク・ストラースとの共演歴がある。
演奏曲は、過去に演奏したもののセルフ・カヴァーである。
---山本隆

Helge Lien - piano
Johannes Eick - bass
Knut Aalefjaer - drums

ソングリスト
1.Hymne(from What Are You Doing The Rest Of Your Life)
2.Liten Jazzballong (from Spiral Circle)
3.Spiral Circle (from Asymmetrics)
4.Gamut Warning (from Hello Troll)
5.Meles Meles (from Natsukashii)
6.Folkmost (from Badgers And Other Beings)
7.Jasmine (from Guzuguzu)
8.Krystall (from 10)
9.Nipa (from 10)

(OZELLA MUSIC/EU) CD
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