ジャズ・ヴァイブの第一人者、ボビー・ハッチャーソンと最強オルガン・トリオによるスインギーな極上ライヴ！ 70 歳を超え、今もなお現役。まさに" マエストロ" と呼ぶに相応しいジャズ・ヴァイブラフォンの第一人者、ボビー・ハッチャーソンの2009 年ライヴ。オルガン、ギター、ドラムとヴァイヴ。と言う珍しい編成でのクァルテット。オルガンのジョーイ・デフランセスコは、2006年の彼のアルバム『Organic Vibes』でも、ボビー・ハッチャーソンと共演を果たしています。メロウなバラッド・チューンとスタンダードでまとめた2007 年の『For Sentimental Reasons』。そして、コルトレーンへのオマージュ的作品と言うオリジナル中心のスピリチュアルな2009 の年『Wise One』。それに続くKIND OF BLUE レーベルからの第3 弾となる本作は、その双方のエッセンスをミックスした様な構成。サウンド的には、デフランセスコとの共演作の流れを組むスインギーなものが中心。疾走感溢れる1曲目「Teddy」は、末息子のために書いたと言う新曲。続く2曲目「Little B's Poem」は、1965年の『Components』で発表以降、何度も録音しているハッチャーソン十八番のワルツ・チューン。この辺りからジョーイ・デフランセスコによる容赦ないソロが炸裂しまくります！4 曲目のエリントン・ナンバー「Take the Coltrane」では、バイロン・ランダムが爆発的なドラム・ソロを披露！そんな彼らに刺激される様に、巨匠ハッチャーソンの演奏もヒートアップしていきます。 8 曲目「My Foolish Heart」では、メロウなハッチャーソンのヴァイヴの魅力が全開。こういったスロー・ナンバーでは、デフランセスコも引き立て役に徹しています。冒頭から華やかに展開されるラスト「S'Wonderful」も圧巻です。メンバー全員が絶妙な力加減で互いの存在感を発揮し合い、ライヴならではの心地よい緊張感に満ちた演奏が堪能できます！(infoより) 

Bobby Hutcherson (vib) Joey DeFrancesco(Hammond B-3 organ )Peter Bernstein(g)　Byron Landham(ds)

1. Teddy 2. Little B's Poem 3. Skj 4. Take the Coltrane 5. Wise One 6. Somewhere in the Night 7. My Foolish Heart 8. S'Wonderfu
(KIND OF BLUE /USA)