ジャズ名盤 with Jean-Pierre Leloir's Photo フランスの名カメラマンの“未発表写真"をジャケにした [21世紀の新ジャケシリーズCD] アーティストの素顔を追った写真家の名ショットフランスならでは洒落たセンスも最高にクールです!!(infoより)
マイルス・デイビス・クインテットによるマラソン・セッションの一角の作品『ワーキン』。マイルスがプレステッジに残していた契約を遂行するためのセッション作品と言われますが、この時期のハード・バップの素晴らしさは、言うまでもありません。
ボーナス・トラックとして、55年に録音された『The Musicgs of Miles』がカップリングされたお得盤。
ジャケット写真は13 年あまり下って、1969 年アンティーヴでのもので、かなり時代もイメージも違うものですが、このような写真が使われるのは非常にレア。マイルスが生きていたら、許さなかったかもしれませんが・・・。
MILES DAVIS (trumpet), JOHN COLTRANE (tenor saxophone), RED GARLAND (piano),
PAUL CHAMBERS (bass), PHILLY JOE JONES (drums)
Hackensack, New Jersey, May 11 (tracks 1-6 & 8), & October 26 (track 7), 1956.
Original sessions recorded by Rudy Van Gelder & produced by Bob Weinstock.
*Bonus album (9-14): The Musings of Miles
Miles Davis (tp), Red Garland (p), Oscar Pettiford (b), Philly Joe Jones (ds). Hackensack, New Jersey, June 7, 1955.
Original sessions recorded by Rudy Van Gelder & produced by Bob Weinstock.
01 IT NEVER ENTERED MY MIND (Richard Rodgers-Lorenz Hart) 5:24
02 FOUR (Miles Davis)7:13
03 IN YOUR OWN SWEET WAY (Dave Brubeck) 5:47
04 THE THEME (take 1) (Miles Davis) 2:01
05 TRANE’S BLUES (John Coltrane) 8:29
06 AHMAD’S BLUES (Ahmad Jamal) 7:22
07 HALF NELSON (Miles Davis) 4:46
08 THE THEME (take 2) (Miles Davis) 1:05
09 WILL YOU STILL BE MINE? (Matt Dennis-Tom Adair) 6:21*
10 I SEE YOUR FACE BEFORE ME (Howard Dietz-Arthur Schwartz) 4:45*
11 I DIDN’T (Miles Davis) 6:04*
12 A GAL IN CALICO (Leo Robin-Arthur Schwartz) 5:17*
13 A NIGHT IN TUNISIA (Dizzy Gillespie-John Paparelli) 7:22*
14 GREEN HAZE (Miles Davis) 5:48*
Total Time: 77:49
(JAZZ IMAGES/EU)
Jean-Pierre Leloir ジャン・ピエール・ルロア(1931-2010)
*1931 年生まれのフランス人カメラマン。10 代にして音楽、特にジャズに情熱を持ち、チャーリー・パーカーとマイルス・デイビスのリユニオン・ライヴをサレ・プレイエルで見て衝撃を受け、写真家の道を本格的に歩み始めた。
*その後、20歳の時に撮影した写真がJazz Hot誌で使われたことを皮切りに、キャリアを積み重ねた。
*フランスを訪れるアメリカ人アーティストの数々の写真を撮影。シドニー・ベシェ、ルイ・アームストロング、デューク・エリントンといった、トラッド/ビッグバンド時代のアーティストから、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイといったシンガー、そして、マイルス・デイビス、アート・ブレイキー、ジョン・コルトレーン、チャールス・ミンガス、セロニアス・モンク、ビル・エヴァンス等々、文字通り、ジャズ界のアイコンといったアーティストの一瞬をとらえた作品で、ヨーロッパを代表するカメラマンとして名を残している。
* 本人自身“パパラッチ的にアーティストに迫ることはしたくない”と語っていることも象徴的で、撮影は、アーティストに接近しつつも極めて自然であるため、アーティストの素顔をとらえているのも印象的である。本Jazz Imagesシリーズで、全面的にフィーチャーされることによって、話題を呼ぶことも必至である。