長い間、自由な精神、マスター・ミュージシャン、そしてビジョナリーであり続けてきた巨匠、チャールズ・ロイド。
60年以上にわたり、この伝説的なサックス奏者兼作曲家は音楽界に大きな影を落としてきたが、84歳になった今でもその力は絶大で、相変わらずの多作ぶりを見せている。ロイドは早くから、即興ソロを興味深く独創的な文脈に置くことで、より自由な表現が可能になり、創造性を刺激することを見抜いていた。
音の探求者であるロイドの落ち着きのない創造性は、おそらく彼の最新の傑作、包括的なテーマを持つ3枚のアルバム、それぞれ異なるトリオの設定で彼を提示する広大なプロジェクト、トリオ・オブ・トリオの第2弾!
1枚目のアルバム『Trios:チャペル』(6月24日発売)では、ギタリストのビル・フリゼールとベーシストのトーマス・モーガンが参加していていたのに対し、本作2枚目は「Trios: オーシャン』と題し、ギタリストのアンソニー・ウィルソンとピアニストのジェラルド・クレイトンをフィーチャー!
1.The Lonely One
2.Hagar and the Inuits
3.Jaramillo Blues (For Virginia and Danny)
4.Kuan Yin
(BLUE NOTE/EU) 2022/8/28発売