シャープなプレイで周囲を盛り上げる名ドラマーのロイ・ヘインズが、60年代にインパルスへ残した代表的リーダー作。マルチ・リード奏者ローランド・カークの参加に注目。カークはサックス、フルート、ストリッチ、マンゼロなど多彩なホーンを駆使して(しばし同時に咥える)、ワン&オンリーなソロを展開。3拍子の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」がいい。フラナガンの好サポートも光る。 ハ1960年代初頭のジャズ界に吹き荒れた冒険心を示す好例であり、マルチ・インストゥルメンタリストのローランド・カークをラインナップに加えたことが特徴である。
Roy Hayne(ds)
Roland Kirk(ts, manzello, strich, C flute, nose flute)
Tommy Flanagan(p)
Henry Grimes(b)
1.Moon Ray
2.Fly Me to the Moon
3.Raoul
4.Snap Crackle
5.If I Should Lose You
6.Long Wharf
7.Some Other Spring
(IMPULE/EU) 3808904 180g重量盤LP