5月に関西1ヶ所のみで行われたジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオの公演。そこで披露された新曲が大好評!ヴィレの最新作をお届けします。
前作「LE TEMPS QU’IL FAUT」では、静かな中にもお互いの技を次々繰り出し、丁々発止とやり取りする3人の姿が火花のように垣間見えましたが、今回の「POUR」(英語で「FOR」の意)では、お互い耳をそばだてて、繊細なタッチを壊さぬよう、そして「最初の一音」をうみだす瞬間を大切にしたという印象があります。
聴き手の心に滑らかに忍び込み、気づかれぬまま虜にしてしまう・・・。トリオの旋律にはメロディアスな雰囲気が一層加わり、音楽のもつ美しい質感を私たちに届けてくれます。(infoより)
Jean-Philippe Viret (bass) Edouard Ferlet (piano) Fabrice Moreau (drums)
1.Not yet
2.Le re grave
3.Page 345
4.Le corridor
5.Les mots rebelles
6.Co - Errance
7.La barge rousse
8.Vert
Rec. June 2010.
(澤野工房) (2010年9月24日発売)