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ホーム新着入荷アイテム(CD)ピアノ・トリオ FRED HERSCH TRIO / Heart Songs [CD] (SUNNYSIDE)
商品詳細
1989 年録音、フレッド・ハーシュ初のワーキング・バンドによる一作!
同世代メンバーとの活動が生み出した必然的な自然さと現代につながる世界観,至高のオリジナル、ショーター、モンク、オーネット11 曲!

★1989 年12 月録音、フレッド・ハーシュの初のワーキング・バンドによるトリオ作品がリマスタリングされてリリース!

★フレッド・ハーシュは、本作以前に『Hori zon』(wi t h マーク・ジョンソン、ジョーイ・バロン)、『Sarabande』(with チャーリー・ヘイデン、ジョーイ・バロン)ほか、いくつかのリーダー作をリリースしていますが、それらのバンドは、トゥーツ・シールマンスとの共演のためであったり、トリオとして独立して活動していたものではなかったとのこと。つまり、これが、初のレギュラー・メンバーでの作品であると、ハーシュ自身語っています。

★ベースのマイケル・フォーマネク(58 年生)、ドラムのジェフ・ハーシュフィールド(55 年生)とは、ほぼ同世代で、当時、NY での活動時間も同じくらいだったとのこと。また3 人は、同様のミュージシャンのグルー
プに迎えられて活動してきた経歴をもっており、本作のレコーディングには、必然ともいえる流れもあったようです。

★そして作品は、そんな必然が生みだした自然さと、現代の演奏にも通じる世界観が同居する11トラックが収録されました。

☆端正なコード進行を底流にスタンダードの美しさが光るガーシュインの“The Man I Love”をオープニングに、ウェイン・ショーターの楽曲2 曲と、モンクにオーネット・コールマン、そしてオリジナル。2018 年の現在、録音時から30 年にも及ぶ時が流れる中、楽曲だけとっても、ブレのない趣向/ 眼差しを感じますが、演奏も、同様に現代につながる一本の筋が見えます。

☆美しいハーモニー・センス、選ばれた音によって奏でられるメロディ・ライン、トリオのメンバーそれぞれが信頼し合うことから生まれるスリリングな即興、瞬間のひらめきが生むニュアンスの豊かさは、この時代を原点の一つとして一貫として今に至っていることを感じます。

★軽やかさと共に様々なタッチで表情を変え、色彩感豊かに描かれたタイトル曲M“5 Heart song”はもちろんのこと、スローのルバート演奏で情感豊かな世界が描き出されたM“3 Lull abye”など、これぞフレッド・ハーシュのオリジナルという至高の演奏。一方、ショーターの曲にあるミステリアスな唯一無二の世界に迫るピアノ・トリオの表現、ストライド奏法を大きく取り入れて、音と戯れるようにスウィングするモンクの楽曲、尊敬してやまない革新者オーネットへのリスペクトの深さを感じさせる自由なフレージングが飛びまわるラストまで、どの曲も伝統に立脚しながら、自らの個性を表現するフレッド・ハーシュの演奏が光ります。

★ライヴで聴いたら、大歓声が上がりそうな場面もしばしば。当時のハーシュ曰く「私たちは信頼し合い、お互いの判断を考えている。

このレコードは、私たちが年月を共に重ね、演奏してきたことの良きドキュメンタリーとなっている」という作品。現在より音数が少し多めなところに若さとフレッシュさを感じると共に、芸術の粋がある一作。祝、リマスター復刻です!

Fred Hersch(p), Michael Formanek(b), Jeff Hirshfield(ds)

1. The Man I Love (George Gershwin)
2. Fall (Wayne Shorter)
3. Lullabye
4. Free for Three
5. Hearsong
6. Infant Eyes (Wayne Shorter)
7. Beam Me Up (Michael Formanek)
8. I Mean You (Thelonious Monk)
9. Evanessence
10. Rain Waltz
11. The Sphinx (Ornette Coleman)

(SUNNYSIDE/USA)

ピアノ・トリオ FRED HERSCH TRIO / Heart Songs [CD] (SUNNYSIDE)

販売価格: 2,200円(税込)
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