☆スイス・ジャズ界を牽引したピアニスト、クラウス・ケーニヒの「ジャズ・ライヴ・トリオ」!
☆90歳を目前に控えたレジェンドの最新録音が到着!
■1936年ドイツ生まれのクラウス・ケーニヒは、スイスの放送局SRFのレコーディング・マネージャーを長年務め、1960〜70年代に「ジャズ・ライヴ・トリオ」や「マゴグ(MAGOG)」のリーダーとしてスイスのジャズ・シーンで活躍し、アート・ファーマーやデクスター・ゴードン、スライド・ハンプトン、クラーク・テリー、ベニー・ベイリー、フィル・ウッズ、クリフ・ジョーダン、ケニー・ホイーラーなど、世界中の名だたるソリストたちと共演してきた重鎮ピアニスト。
(100を超えるそのライヴ放送の多くは、スイス・ラジオ・デイズ・ジャズ・シリーズにて聴くことができます。)
■両手のジストニアによる約15年にもわたる活動休止から奇跡の復活を果たし、2013年に歳が倍近く離れたスイスの若いプレイヤーたちとの新たな「ジャズ・ライヴ・トリオ」でステージに復帰、さらにそのトリオにダニエル・シェンカーとクリストフ・メルキが加わったクインテット「セヴン・シングス」などで、90歳が近づいた現在も飽くなき探求心を持って旺盛に活動を続けるクラウス・ケーニヒの新生「ジャズ・ライヴ・トリオ」による6枚目のアルバムが完成。
2024年10月と2025年3月にレコーディングされたばかりの今作はドイツ・ロマン派の作曲家メンデルスゾーンの《無言歌》から実践的な手法を借用。ハーモニーと即興への苦闘を嘆きながらも、妻に捧げられたインスピレーションあふれる「Autumn Girl」、友人のジャンニ・バッソを偲ぶ「Canzonetta Per Gianni」などリスナーに訴えかけるような音楽に激しい感情の起伏や抜群のインプロが冴えわたったユーモラスな1枚に仕上げられています。
※録音:2024年10月3日-4日&2025年3月26日、ハード・スタジオ(ヴィンタートゥール、スイス)
1. Autumn Girl (3:53)
2. Lied Ohne Worte Nr. 11 (7:28)
3. Sine Nomine (5:32)
4. Baby Point (3:54)
5. Line For Seven Things (6:51)
6. More No More (7:19)
7. Canzonetta Per Gianni (5:00)
8. Song For A Child (5:16)
9. Lied Ohne Worte Nr. 9 (4:12)
10. Eraci (piano solo) (2:11)
ジャズ・ライヴ・トリオ〔クラウス・ケーニヒ(p)、パトリック・ゾマー(b)、アンディ・ウェットシュタイン(ds)〕
Klaus Koenig - Piano, Patrick Sommer - Bass, Andi Wettstein - Drums
(TCB/SWISS) TCB38602