前作ではアート・ペッパー・アルバム「モア・ペッパー（SU 9071-2）」で華麗な歌心を聴かせてくれた、イェンス・ソンダーガード・クァルテット。ソンダーガードといえば、近作ではケニー・ワーナーと共演した大ヒット作「ア・タイム・フォー・ラヴ（STUCD 08092）」の印象が大きいのではないか。最新作は、Stuntホーン・セクションの顔役ボブ・ロックウェルを自身のクァルテットに招いてのゴルソン・トリビュート！ 優秀なサックス・プレイヤーとしてだけでなく、作・編曲の才を特に発揮したアメリカを代表するジャズ・ミュージシャンの一人、ベニー・ゴルソン。キャッチーなテーマに精妙なコード・プログレッション。いつの時代も多くの人の心を掴んできたゴルソンの洗練された音楽を、二人のベテラン奏者が実に味わい深く奏でる。
ゴルソンの音楽はBGMとしても聞けるが、おしゃれなBarよりは、ライヴ演奏の聞けるジャズ喫茶などにピッタリ。最終トラックはボーナス・トラックとして、ゴルソンのデンマーク・ライヴにおけるユーモアたっぷりのトークを収録。(infoより)

イェンス・ソンダーガード（as, cl）、ボブ・ロックウェル（ts）、トーマス・ボルノ（p）、マーク・デイヴィス（b）、デニス・ドルード（ds）

1.My Blues House 2.Whisper Not 3.Brielle Samba 4.Dear Kathy 5.Step Lightly 6.Uptown Afterburn 7.From Hearth To Hearth 8.Along Came Betty 9.Fairweather 10.Killer Joe 11.lues March 12.Golson speaks
全作曲：ベニー・ゴルソン／録音：2011年7月＆2012年3月、デンマーク
(STUNT RECORDS/ DENAMRK) 日本語曲目表記オビ付き