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ホーム国内盤CDリコメンズ!LAURA POLDVERE /TONU NAISSOO(ラウラ・プルドヴェレ & トヌー・ナイソー) / Memories Of Tomorrow (digipackCD) (澤野工房)
商品詳細
シンガーの写真を見てぶったまげた。いや、ジャケ写の候補も含めた宣材写真なのだが、モデルも顔負けの・・・格好なのだ(いや、失礼、ルックスそのものも、見ての通り素敵な人なのです)。おそらく彼女は、はじめて自らが関わる日本のリスナーたちに、精一杯ドレスアップした姿を見せようとしたのだろう、と思う。その気持ち、嬉しいものがあるではないか。

名を、ラウラ・プルドヴェレという。サワノの重要アーティスト、トヌー・ナイソーが故国エストニアで見出した、文字通りダイヤモンドの原石とも言うべきヴォーカリストだ。豊かな声量で、中音域を充実させたスタイルは、「カワイ子ちゃん」ばかりが幅を利かせる昨今の女性ヴォーカル界にあっては異色と言えるかも知れないが、スキャットの奔放さも聴き物で、並々ならぬ実力を感じさせてくれる。言葉の響き方そのものが醸し出すエキゾチシズムも、大きな魅力と言って良いだろう。そして、何より、バックをトヌー・ナイソー自らがトリオを率いて務めていることが素晴らしい。今回のレパートリーはビートルズ、ハンコックにバカラックとサービスてんこ盛りなのだが、(4)のジョニ・ミッチェルなどは、トヌーでなければ出てこない、といった心憎いチョイス。そして何よりタイトル曲が良い。キースがケルン・コンサートに記録した、とてつもなく美しいソロ・パフォーマンスが、ここに新たな生命を得て蘇る。

トヌーのキースに対する変わらぬ傾倒ぶりに、マニアはニヤリとすること請け合いだ。今や、巨匠に近づきつつあるトヌーの手の中の小鳥は、バルト海の歌姫。長く見守って行きたい、と思う。(infoより)  

Laura Poldvere(vo) Tonu Naissoo(p) Taavo Remmel(b) Ahto Abner(ds)

1 My Shining Hour 2 Memories of Tomorrow 3 What Game Shall We Play Today 4 A Case of You 5 Triste 6 Maiden Voyage 7 A Night in Tunisia 8 Falling Grace 9 Alfie 10 The Fool on the Hill
(澤野工房)(2012年7月27日発売)


LAURA POLDVERE /TONU NAISSOO(ラウラ・プルドヴェレ & トヌー・ナイソー) / Memories Of Tomorrow (digipackCD) (澤野工房)

販売価格: 2,500円(税込)
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